打楽🐷ぶ〜ろぐ

打楽器愛好者、曲淵俊介の身に日々起きる、打楽器に関する小言

また共に演奏ができること。

12月の公演、コロナ前からお世話になっていた管弦楽団から依頼が来た。音楽教室と収録の仕事だ。3月に公演が再三延期した上、結局中止になってしまったのが最後だったし、存続さえ危ぶまれる程の状況だったので(約半年間公演ゼロ)、公演再開&演奏依頼は心からホッとしたし、またあのメンバーと演奏ができる!とワクワクが止まらなかった。


f:id:buulog:20201227171720j:image


奇しくも、演奏パートは数年前に初めてお世話になった同じ公演の同じパートで、あの時はまだグループの空間に慣れていなくて、どうしようもないくらい怖かったのを思い出した。それでも公演後は、やりきった達成感が楽しくて、楽しくて、堪らなかった。

 

今回の達成感はまた一味違った。

同じメンバーと同じ場所で演奏できることの喜び。今まで当たり前に起こっていたことが

どれほど奇跡的なことであったか!

コロナの関係で移動中や楽屋での会話は殆ど出来ず、淡々と時間が進んでいく中、団員同士の「久しぶり」「よろしく」そんなありふれた会話にさえ感動をした。

 

楽団の方もwithコロナの中、色々と思考錯誤をしてこのコロナ禍を乗り越えるアクションを起こしている。無観客配信だったり、全く異なるジャンルとのコラボレーションだったり、、。古典作品の生音を舞台で届けることが中心だったオーケストラや吹奏楽団が、こうして新しい世界に踏み込む事は簡単なことではないかもしれないが、絶対に乗り越えなくてはならない。

 

この当たり前に起こっていた事を絶やさない為に、僕個人にできることは全部やってやるぞー!と帰り道、心に誓った。

まだまだ道半ば、百戦錬磨には程程程遠いが、踏み外してなるものか。人間の底力見せてやるぞ!


f:id:buulog:20201227172559j:image

見て見て、僕の人生史上一番シンプルなドラムセット🥁🥁🥁