打楽🐷ぶ〜ろぐ

打楽器愛好者、曲淵俊介の身に日々起きる、打楽器に関する小言

フロアタムレッグ

マルチパーカッションの楽曲を演奏する時にフロアタムを使う。でもスタンドが低くて演奏しにくい!

 

ということ、ありませんか?

 

僕はしょっちゅうあるのです。

フロアタムとはドラムセットのタムの中で最も低い音を担当する


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こんな楽器なのだが、ドラムセットは大抵の場合イスに腰掛けて演奏をするので、足(スタンド)の長さは大体50〜55cm程が多い(もっと長いものご存知の方、どうか教えて頂けると嬉しい)。

座って演奏する分にはなんの問題もないのだが、立つとなると話は別だ。絶妙に低いのである。

ある時は他の楽器のセッティングの高さを下げて統一したり、ある時はスタンドの下に台を置いて底上げをしたり。。

 

しかし、よりスマートに演奏する(セッティングも含む)には手間は出来るだけ省いた方がいいし、、という訳で研究。

 

長いステンレスの棒を折り曲げたという方の物を見せて貰ったり、同じように困っている方のアイデアを聞いたり、沢山の方々のお力添えを借りて(皆さん本当にありがとう)、試してみた。

 

・足が曲がっていないストレートの棒にゴム製の足→演奏中に倒れてしまうのでNG

 

・ステンレス棒を曲げてスタンドと同じ形にする→着工方法にも問題があると思うが、耐久性に問題

 

・古いレッグに多いカーブ型の足(カーブの型に沿って曲げる)→技術的に難易度が高い、同じ物が作成できない

 

結局、今の僕の貧弱な知識と技術でできることはメーカー製の足に、パイプを延長させる事になった(結局ソコかい!)。


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レッグより2mm直径の大きなパイプ(締めつけられるように縦にカット)を噛ませ、蝶番で固定。フロアタムレッグと同じ直径(10mm)のステンレス棒を中継ぎさせ、延長が出来るようにした。

 

有り合わせの素材で試作したので、少し締めが甘いが、これでかなりしっかりとした足ができた。第一弾改良版が楽しみである。是非試行錯誤中の皆様とは情報交換をしたいところである。

 

ところで、僕はとてつもない短気なので、細かい作業が苦手だ(楽しいけど)。

むしゃくしゃしたのでとてつもない長さの足にしてやったぜ。

。。。反省はしていない。


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