フロアタムレッグ
マルチパーカッションの楽曲を演奏する時にフロアタムを使う。でもスタンドが低くて演奏しにくい!
ということ、ありませんか?
僕はしょっちゅうあるのです。
フロアタムとはドラムセットのタムの中で最も低い音を担当する
こんな楽器なのだが、ドラムセットは大抵の場合イスに腰掛けて演奏をするので、足(スタンド)の長さは大体50〜55cm程が多い(もっと長いものご存知の方、どうか教えて頂けると嬉しい)。
座って演奏する分にはなんの問題もないのだが、立つとなると話は別だ。絶妙に低いのである。
ある時は他の楽器のセッティングの高さを下げて統一したり、ある時はスタンドの下に台を置いて底上げをしたり。。
しかし、よりスマートに演奏する(セッティングも含む)には手間は出来るだけ省いた方がいいし、、という訳で研究。
長いステンレスの棒を折り曲げたという方の物を見せて貰ったり、同じように困っている方のアイデアを聞いたり、沢山の方々のお力添えを借りて(皆さん本当にありがとう)、試してみた。
・足が曲がっていないストレートの棒にゴム製の足→演奏中に倒れてしまうのでNG
・ステンレス棒を曲げてスタンドと同じ形にする→着工方法にも問題があると思うが、耐久性に問題
・古いレッグに多いカーブ型の足(カーブの型に沿って曲げる)→技術的に難易度が高い、同じ物が作成できない
結局、今の僕の貧弱な知識と技術でできることはメーカー製の足に、パイプを延長させる事になった(結局ソコかい!)。
レッグより2mm直径の大きなパイプ(締めつけられるように縦にカット)を噛ませ、蝶番で固定。フロアタムレッグと同じ直径(10mm)のステンレス棒を中継ぎさせ、延長が出来るようにした。
有り合わせの素材で試作したので、少し締めが甘いが、これでかなりしっかりとした足ができた。第一弾改良版が楽しみである。是非試行錯誤中の皆様とは情報交換をしたいところである。
ところで、僕はとてつもない短気なので、細かい作業が苦手だ(楽しいけど)。
むしゃくしゃしたのでとてつもない長さの足にしてやったぜ。
。。。反省はしていない。