不登校を支援する会、ミニコンサート
先日までの1週間のレコーディングの合間に、自室で編集した一本の動画がある。
「ぶどうの会」15周年記念ミニコンサート。
コロナ禍のために、演奏者が会場に出向けず、自宅で撮ったコンサート動画を配信するという内容のものであった。
ぶどうの会というのは、山梨県で不登校の子供とその親を支援する団体だ。
僕とその団体は17年以上のお付き合いになる。
オープンにしているので、こちらにも書くが、僕も17年前、不登校の学生の一人だったからだ。
その時代からのお付き合いで、今は色々と非力ながら音楽でお手伝いをさせて頂いている。
僕はとても特殊な道に向かったので、色々と語るのは難しいが、精一杯当時の気持ち、今思う事、を語らせて頂いた。
当時のことは、「山梨の子ども白書」に寄稿している。
僕の場合は、色々な事情があってやむなく不登校になった方々とは随分違う、相当な問題児だったのだと思うし、個人的に反省しなくてはならないことが余りにも多いので、【挫折を乗り越えた人物として希望のように語られる】ことは違う、と言うようにしているが、そんな僕の過去でも、今悩んでいる方々の力に少しでもなれるのなら、全力で協力していこうと思う。
さて演奏の方だが、何より編集が楽しくも難航した。もっとこうしたい!ここはこれが理想!
というイメージだけが膨らんでいくのは良いが、今の僕にはそれを実現できるだけのツールがなく、結局妥協を沢山することとなった。
やっぱり専門家ってスゴイ。。
例えば、録音に関しても、折角のオンラインなので自分でできることを増やそうと思い、2重奏や3重奏にアレンジをして多重録音に挑戦したり、オンラインならではの世界観を試みたが、やはり壁は慣れない機械との戦い。
収録現場での、業界のプロフェッショナルの方々の手捌きの素晴らしさを思い返しながら、あらためて感動。
小太鼓弾いたり(これは十八番)、
マリンバソロ〜伴奏付き歌モノのアレンジ(多重録音ムズイ)
ピアノ弾いたり(素人+毛)、
アップテンポで踊ったり(なぜなのか)。。
折角なので、その拙い作品をそのうち公開してみようと思っている。だって少し作業が楽しかったのだものフフ。
画像をみておわかり頂けるように、粗雑な性格&デザイン的感覚は皆無なので、専門家にはなれないけど、今は何でも自分で発信する時代。できて困ることはないと感じている。
それに一人っ子の僕が、小さな頃やっていた一人遊びが復活したような気もして少し嬉しかった。
ただ、時期的な運は少々悪かったのでした😇😇。。
只でさえ公演の多い時期に自室で慣れない宅録、そして例のプレイアデスをホールにてレコーディングしつつ、明け方まで編集作業の繰り返し。
レコーディング&入稿どちらも終え、ベッドに潜る嬉しさよ。。。嗚呼。
しかし僕は忙しいのが大好きだ。目が回るくらい仕事をしたい。いつでも自分との脳トレ勝負。勝てば快感、負ければ絶望。ひょっとするととんでもないギャンブラーなのか。。!?
そして、乗り越えた際にいつも自分に言う口グセ、
「やってやったぜ。ざまあみろ🙂!」
。。。僕は未だに問題児だったみたいだ。
今、色々と悩んでいるみんな。お互いギリギリだけれど、何とか頑張っていきましょ🥁🥁🥁。