オコCDリリース!
以前投稿したレコーディングのCDがついにリリースされた!
【悪原至/悪原至×打楽器 II】
悪原至氏は音大時代の一つ上の先輩で、在学中から色々とお世話になってきた。大抵は僕が悪原氏に無茶振りをするという、酷い後輩なのだけど。。
曲淵も珍しい名字だけど、悪原も中々のインパクトだ😏。悪と付くけど、ここまで音楽に対して誠実な人に僕は今まで出会ったことがない。大学時代から誰よりも緻密に音楽に向き合っていた、誰もが認める努力家。
そして、その誠実さはこの作品の中にいっぱい詰まっている!!
僕が参加したのはクセナキスの「OKHO」。
ジャンベ3台の音同士が混ざり合い、聴衆の脳内でトランスする。大変な難曲だが、レコーディングの段階から本当に楽しくて、もっとやれそう!の連続だったのを覚えている。
いつかコロナが収束した際には、公演でもお披露目したいなあ。。
そして他の楽曲も本当に素晴らしい。
特に、バッハのヴァイオリンソナタをヴィブラフォンで演奏したトラックは必聴だ。
ヴィブラフォンという楽器は、ぶ厚い鉄板が振動して音がなる構造上、ペダリングが非常にシビアで、少しでも油断すると音が混ざってしまって音楽が台無しになってしまう。ましてやバッハなど、和声が入り組んでいる楽曲に取り組むのはかなり高い技術が要求されるはずだが。とりわけ「Presto」は鍵盤打楽器での演奏としては完璧な演奏...!!
僕もこんな風に弾けたらネー😇(練習あるのみ...)。
こちらの作品、レコード芸術の特選盤に選ばれたとのこと。ヴィブラフォンで弾くバッハ。気になった方は是非聴いてみて欲しい(ジャンベ三重奏も忘れずにネ😏)。